野菜と生命力アップ
有機農法の百姓(私)のコメントです。
私達は人間という生身の動物です。ひとりひとりの体の中で、日頃から生命力を強く維持してゆかねばなりませんね。どうしたら良いのでしょうか?
薬を投与することでもサプリを飲むことでも、基本的にご自身の真の生命力はアップしないでしょう。ウイルスに効く薬はないようですし、抗生物質にも先がなくなってきました。薬に頼る生き方には限界がきます。
まずはご自身の腸内微生物に思いっ切り元気になってもらい、免疫力をアップさせて健康な体作りを。ウイルスが勢いを増すこのご時勢でいよいよ大切になってきました。ー ー ー ーここからは有機農法の百姓ならではのコメントですが、それには、生命力溢れる健康な野菜たちをたっぷり摂ることが一番と信じています。
私が思う健康な野菜とは、微生物やミミズなどの小動物が活躍する土壌に無数の根を張り巡らせ、風雨や温度変化などの厳しい気象条件に耐え抜いて、甘やかされる事なく育った野菜たちの事です。そこに強い生命力がおのずと宿ります。そして、逆説的に聞こえるかも知れませんが、美味しい野菜とは、生命力がある健康な野菜の味のこと、と、私は100%信じています。
遺伝子組み換えや自然界で起こらない無理な交配で作られた野菜、或いは、形だけ綺麗な温室育ちの野菜、単純に甘く食べやすい味の野菜、等などに本当の生命力はどれだけあるのでしょうか?疑問ですね。
多くの北杜市内の有機農家はそれぞれの農法やコダワリをもって野菜を育てています。それぞれを尊重する中ですが、私のコダワリは、固定種(F1種は使わない)、肥料は小量(米糠ボカシのみ少量、動物性は一切やらない)、畑の虫は一匹も殺さない(自然界のバランスを保つ為)といった事を愚直に信じてやり続けています。
以上ですが、ウイルス問題に直面する機会に、西洋医学や薬に頼らない生き方を今一度みんなで見直してみませんか。